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外国語を喋るというのは、車の運転みたいなものだと思います。すぐに上達してしまう人もいれば、努力の割になかなかうまくならない人がいるのと同じです。

でも、一方で、車の運転はヘタだけど、一旦オートバイに乗ったら、上手にバランスをとりながらヘアピンカーブを走り抜けていく人もいるのです。

 

つまり、英語とタイ語では必要な言葉の適応能力が違うと思うのです。だから、必ずしも英語が苦手だから、タイ語もダメ、というわけではないと思います。

 

従って、リタイア後のロングステイ先を探している人や、これから東南アジアで働いてみたいと考えている人で、“でも英語が全然ダメだから”、と躊躇しているのであれば、タイという国は、案外言葉の壁が低いので、狙い目じゃないかと思うのです。

 

もともと英語がある程度喋れる、叉は、英語には自信があるという人なら、現地の言語を勉強するという面倒なことをせずとも、英語が日常的に使われているマレーシアやインドネシアみたいな国で、最初から気楽に暮らしていくのを選べばいいと思います。

 

でも、逆にタイの街中ではほとんど英語が通じませんから、その人がどんなに英語がうまくても、ここでは日常生活では大して役に立ちません。タイ語ができないと、きっと苦労します。

 

従って、“英語はもう全然ダメ”、という人であれば、この際、“英語はもう諦めてタイ語を勉強する”、というのもいいと思います。

 

さすがに最低半年間は真面目に勉強しなければなりませんが、思ったより早く上達できるので、タイ人と同じように屋台で食事をしたり、地元のマッサージ屋の常連になったりできます。カタコトの英語で暮らしていくよりずっと居心地が良くなるのではないかと思います。

 

ただし、こちらで腰を落ち着けて長く住もうと思ったら、残念ながら、やはりタイ文字の読み書きは避けて通れません。少なくとも1年間、毎日学校に通って、その間は勉強に没頭する位の覚悟が必要ではないかと思います。

だから、「タイ語って簡単?」、と聞かれると、「半分簡単だけど、でも半分難しい」、という答えになってしまうのだろうと思います。

 

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