BTSMRT東京都内で山手線や中央線の駅前にあるマンションと、地下鉄の駅を出たところにあるマンションを比べると、普通は地上を走っている電車の駅前にあるマンションの方が人気がありますよね。

 

地下鉄は外が見えないから閉塞感があるし、駅前広場やロータリーがなく、スーパーや商店街などの商業施設も未発達な駅が多いからだろうと思うのですが、理由は何にしても、バンコクのコンドミニアムではどうなのかと思い、調べてみました。

上のPropertydata.Asiaのデータによると、BTSの駅から500メートル以内のコンドミニアム価格と、もっと離れたところにある物件価格のミディアン値を比較すると、BTS駅500メートル以内の方が50%以上高いという結果です。また、同様にMRTの駅で調べたところ、MRT駅500メートル以内のコンドミニアムは、それより遠くにある物件より35%高いということです。つまり、同じ駅近でもBTSの方が人気が高いことになります。
 

また、コリアーズのレポートでこんなのもありました。
 

The average price of condominium projects not more than 200 m from BTS stations is around 24% higher than at the projects along the MRT.(BTSとMRTの駅からそれぞれ200メートル以内のコンドの平均価格を比べると、BTSの方がMRTより24%高い)


タイ人の間でも、地下鉄よりスカイトレインの方に人気があるのは間違いないので、日本と同じですね。

ただ、もしその理由が、地下鉄は外が見えないし、駅前に商業施設があまりないから、というのだとすれば、パープルラインはちょっと違います。地下鉄MRTの延長線でありながら、地下鉄ではなくBTSと同じスカイトレインであり、鉄橋の上を走ってチャオプラヤー川を渡り、バンヤイまで行きます。また、その新駅近くには商業施設も多数できる予定なので、BTS駅沿いのコンドミニアムと比べても、価格で引けを取らくなるかもしれません。
 

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