eliteこれまでのブログでも何度か書いてきたように、どちらかと言うと、私はプレビルド物件への投資には慎重なのですが、時々、“これはっ”、という物件が出ます。

 

そういう時は、バンコク在住の既存のお客さんには、メールでお知らせしています。

今回も9月16日に“要注目物件”と題してお知らせを出しましたが、9月27日に現地で販売開始となった総戸数258のこのプレビルド物件は、販売開始からわずか2日間でほぼ完売となりました。

さて、今日はこのプロジェクトについて、考察していこうと思います。物件は、タイの大手デベの一つ、スパライ社のスパライ・エリート・パヤタイというプロジェクトです。

 

これまでの私のブログを読んでいる人なら分ると思うのですが、今、バンコクでコンドミニアム投資をするとすれば、最も安全で将来性があるのはCBDです。読んでない人は、7月17日の「今のコンドミニアムマーケット(その2)」や9月18日の「9月17日新聞記事」を読み返して下さい。

 

どうしてCBDが安全で将来性があるかと言うと、簡単な話、土地の仕入れがものすごく困難、だからです。たまに売りに出ても、地主は強気で、大手デベ間で競争して買い上がっていきますから、必然的に大して与信力のない中堅、新興デベは蚊帳の外になります。

 

私もCBDでは、例えBTSやMRTの駅から離れた物件でも、もう平米15万バーツ以下の物件は出ないだろうと思っていました。

 

そこに、このプロジェクトです。パヤタイと言えばエアポートリンクとBTSが接するCBDです。そしてこの物件は、ソイではなくタノンに面していて、BTSパヤタイ駅から徒歩で6分です。それほど歩きづらい歩道でもなく、難なく駅まで歩いて行けます。なのに平米単価は10万バーツから12万バーツ台と破格です。しかも、天井高270センチ、人工大理石のキッチン天板、空調も折り上げ天井にして中にファンコイルを格納するリセス型であったりと、スペックは明らかにハイグレード物件のものです。

それでこの価格で売り出したので、短期間の内に売れてしまうだろうとは思っていましたが、たった2日でほぼ完売となりました。うまく予約できた人は、既に平米3万バーツ以上の利が乗っていると思うので、数ヶ月後には平米15万バーツ前後で予約権の売りが出てくると思います。

 

私がこういう情報をどこで仕入れるかと言うと、タイ人の業者からの情報が一番多いのですが、他には業界のウェブサイトからです。例えばThink of Livingのようなプレビルド専門情報サイトがあるのですが、いい物件は早い段階で消費者から色々なコメントが集まってきます。全てタイ語でのやり取りですが、それを読めばそのプロジェクトの良し悪しが大体分ります。それで、これはと思う物件は機会を見て現地視察に行くのですが、今回のこのプロジェクトはまさにそうやって先月の上旬に見つけた物件でした。

 

ちなみに、一昨日、セールスオフィスに電話して聞いたら、今残っているのは、最上階に何部屋かある140平米のペントハウスユニットだけだそうです。価格は19百万バーツ(約60百万円)からだそうですが、さすがにこれは買えないですよね。

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